小谷村の農業の歴史Column-01
山間地域である小谷村は、昔から農業が盛んな村でした。昭和40年代は、稲作のほか、養蚕や畜産など行っていましたが、自然条件の悪い本村は、基幹作目の米ばかりに頼っていくことはとても困難でした。今後、飛躍してきた観光産業や本村の地形的条件の特性を利用した農業経営が望まれています。
小谷村の農地を守るためにColumn-02
昭和50年代の観光産業の成長とともに、農業から観光へ姿を変え始めた小谷村ですが、山村ならではの農村風景は残しておきたいものです。しかしながら、離農家や離村者の増加により、荒廃した農地が目立つことも事実です。村では、農地を効率よく流動化させるとともに、農地の持つ多面的機能を最大限生かした特長ある農業システムに取組始めました。集落や有志による集団化した体制による営農システムの確立にむけて、大きく動き出しています。